脂肪を凍らせる!?クールスカルプティングについて その2

ダイエットをして脂肪を落とすとなると、「燃焼」とか「温める」とかそういうワードがすぐに浮かんできませんか?エステやクリニックなどのマシンで、脂肪をあたためて燃焼させるというのももはや定番の痩身施術ですね。

しかし、実は脂肪は「冷やす」ことでも減らすことができるのをご存知でしょうか?

最新の痩身施術で、脂肪を冷却して除去することが出来るのです。

その名も、「クールスカルプティング」といいます。


脂肪冷却という新しい概念

「脂肪を冷却して除去することができる」というのは、もともとはアメリカでアイスキャンディーばかり食べていた子供の頬にえくぼが出来始めたことや、真冬に馬術の練習をしていた女性の太ももが徐々に痩せていったというところから気づきが起き、研究され始めたそうです。

大きな特徴は、脂肪組織が他の組織(皮膚、血管、筋肉など)よりも高い温度で凍るという性質を利用していること。

これが、冷却で脂肪だけを除去することのできる理由です。

バターを例にあげると、例えばバターのような油を溶かして、それをもう一度固めようと思ったら、冷凍庫に入れなくても、常温でも十分に固まります。

凍らせる場合でも、比較的高い温度で可能なのです。

実は、脂肪だけが「4℃」で凍るので、皮膚や血管などの他の組織は全くダメージを受けることはなく、脂肪のみにアプローチをかけることが可能なのです。

脂肪細胞からの除去アプローチができる

脂肪は、「脂肪細胞」の大きさが変わることで太ったり痩せたりします。

脂肪細胞の量は子どもの時にほぼ決まると言われており、体のどの部分の脂肪細胞が多いか少ないかなどでも、太りやすい部分とそうでない部分は決まってきます。

クールスカルプティングは、脂肪細胞を冷却して除去するので、一度痩せたらすぐに元に戻ることはありません。

皮膚の表面には全く傷をつけることなく、脂肪細胞から除去が可能です。

 

脂肪が排泄される仕組みとは

脂肪の集中冷却により、脂肪細胞の破壊が起きると、「アポトーシス」といって、細胞の自然死が起きます。

自然死後は、マクロファージが死んだ細胞を食べ、リンパにのせて排泄され、肝臓などで処理されます。

その際、肝機能や血中コレステロールなどは大丈夫なのか心配される声もあるそうです。

大量の死んだ細胞が排泄されるのには、それなりのダメージがあるのではないかと。

ですが、マクロファージが死んだ細胞を食べるということ自体は毎日行われている当たり前の体の機能なので、ほとんど心配いらないとのこと。

また、排泄、処理に関しては、2-3か月かけて行われます。

施術後は目に見える効果が表れるまでは1-2ヶ月はかかる事が多いです。

 

クールスカルプティングができない例

このような魅力的な痩身施術ですが、治療が受けられないこともあります。

例えば、禁忌に該当する疾患をもっている人や、ヘルニア、施術部位にけがをしている場合などは施術が難しいです。

また、20歳未満の場合も、まだ脂肪細胞の数が増える可能性があるので、避けた方がいいとのこと。

身体が小さすぎたり、脂肪の厚みが無さ過ぎて、クールスカルプティングのアプリケーターが装着できない場合も残念ながら施術ができません。

効果の面でいえば、クールスカルプティングで減らすことのできる脂肪は皮下脂肪なので、内臓脂肪を減らしたい方も適応ではありません。

さらに、脂肪のボリュームというより皮膚のたるみによる見ための変化を求める場合も、皮膚の引き締まりは基本的には起きませんので、あまり適応ではありません。

クールスカルプティングは世界中で施術がされており、すでに500万サイクルもおこなわれているそうです。

日本でも厚労省の認可をうけており、安全性や効果も実証されています。

様々なダイエットを試したがなかなか痩せないという方や、部分痩せをしたい方にはとてもお勧めです。