ハンドクリームの選び方

日常生活で、手洗いをしたり衣服と擦れたりすると、皮膚の皮脂膜がはがれ、特に空気が乾燥している冬場は手の水分が蒸発しやすくなります。

カサカサがごわごわと硬くなってきたら要注意で、ひび割れ、あかぎれの状態となってしまいます。

ひびわれを放置すると、皮膚の炎症が血管までいき、皮膚全体が壊され治るのに数ヶ月以上かかってしまうこともあります。

ひびわれから細菌が入り、感染症になってしまうこともあります。

手荒れ対策

冷たい水で洗った方がいいの?

お湯は皮膚表面の脂をとってしまうので、手荒れ防止には水で洗うのがベストです。

皮脂が溶け出す温度が約40℃ほどといわれているので、寒い時期には36~37℃の人肌程度のお湯で洗えば問題ないです。

水仕事をしていないのに手が荒れる?

日常のささいなことでも手荒れの原因になります。

例えば、アルコール消毒や新聞などの紙類を触る事でも手荒れの原因となってしまいます。

ハンドクリームでできるだけこまめにケアをするよう心がけましょう。

水仕事をした際は、その都度ハンドクリームを塗る方が効果的です。

手のひらではなく、手の甲だけ荒れる?

手の甲は手のひらに比べて、外からの刺激が加わりやすいので、荒れやすくなっています。

外出する際はなるべく手袋などで保護しましょう。

ハンドクリームの効果的な塗り方とは・・・

ハンドクリームを人差し指の第一関節分をとります。

両手に塗るのに十分な量の目安は人差し指の第一関節
こすりすぎない
強くこすりすりこまないよう、優しくなじませるのがポイントです。
マッサージしながら塗る
手が冷たいと感じる人は、優しくなじませながらさらに両手を組みつかむように指の間のケア(マッサージ)をします。
指の付け根から指先に向かって軽く引っ張るように1本1本丁寧にのばします。
特に血行が悪くなる指先は爪の側面を軽く押すように刺激します。
塗る時間帯は夜寝る前、さらに絹の手袋をして寝ると効果的です。

ハンドクリームの選び方

手荒れの症状によって主に3つに分類されます。

ひびわれ・あかぎれタイプには・・・

抗炎症系ハンドクリームがおすすめです。
炎症が進んでいるので炎症を抑えることが大切です。
パッケージに大きく「ひび、あかぎれ」などと書かれている商品となります。
「グリチルレチン酸」という成分が炎症を抑える成分です。

ごわごわ硬いタイプには・・・

尿素系ハンドクリームがおすすめです。
パッケージに尿素と書かれています。
尿素は硬くなった角質をやわらかくする働きがあり、塗ったあと実感が得られやすいそうです。
ただ長時間使い続け過ぎると角質の薄い層がより薄くなってしまい、外からの刺激に弱くなってしまうという弱点もあります。
角質がやわらかくなったら保湿中心のハンドクリームに変えるのが理想です。
保湿系ハンドクリームは、抗炎症系と尿素系以外のクリームのことをいいます。

カサカサタイプには・・・

保湿系ハンドクリームは、抗炎症系と尿素系以外のクリームのことをいい、カサカサ手荒れにはおすすめです。

美白タイプのハンドクリームがおすすめです。
もともとやけどなどの治療に使われていたという「ヘパリン類似物質」という成分を含んだクリームで、浸透力が違います。
保湿成分で有名なセラミドは角質層までですが、ヘパリンは真皮にまで届くので保湿効果が長く続きます。
以前は処方箋がなければ入手できなかったのですが、最近はハンドクリームの商品化が加速し、人気となっています。

様々なハンドクリームが出回っていますが、ご自身の手荒れの状態に合うハンドクリームでケアされるのがおすすめです。